2019/01/24 更新
松田龍平初の主演舞台 宮沢賢治の世界を創り上げる
同じ東北に生を受けた敬愛する宮沢賢治を描いた本作は、劇作家井上ひさしが初めて書いた近代文学者の評伝劇。演出は、『十一ぴきのネコ』に続き井上戯曲2作目となる長塚圭史。宮沢賢治役に、俳優・松田龍平が決定した。物語は、宮沢賢治が生涯で9回上京のうち4回の列車の中と東京での滞在先を舞台に、22歳から35歳までの賢治の姿を描いている。たくさんの思いのほとんどが志半ばで終わってしまった宮沢賢治の生の時間を振り返る本作。理想を追うどころか思い描くことさえ難しくなった現代に、改めて自分にとって大切なことを見つめて、自分を活かす人生を求める勇気を持つことができる作品となる。
こまつ座 イーハトーボの劇列車
作 井上ひさし/演出 長塚圭史
【時】2019年3月26日(火)18:30~ 【所】上野学園ホール
【料】一般8500円、U-25チケット5000円(観劇時25歳以下対象、要身分証明書)
【チケット】 発売中 (L) 61916 (ぴ) 490-076 エディオン広島本店PG(サンモール1F)、TSSオンライン他
【問】TSS事業部 ☎082-253-1010(平日10:00~18:00)
宮沢賢治役:松田龍平 演出:長塚圭史