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2020/05/29 更新

調味料と準備が全て 基本に忠実に丁寧に

「中華は調味料と準備が全てよ」と店主の大槙さん。鉄鍋からジュウジュウ、カンカンという音が響き、30秒から1分ほどで熱々の料理が提供される。毎朝、まずはベースとなる鶏ガラスープを仕込み、ニンニク、ショウガ、ネギなどの薬味を丁寧に手作業で刻む。本場四川の花椒は週に一度店で挽き、いつも鮮烈な香りを放っている。多くの人が注文するマーボ丼は自家製ラー油を含む3種類のラー油を使った奥深い味わいで、辛さは控えめ。「場所柄、はしごはできんけぇ、うちだけでお腹いっぱいになってもらえるように」と丼いっぱいの盛りの良さも魅力。辛さを求める人は人気を二分している陳麻婆丼(900円)を。ピーシェン豆板醤をたっぷり使った深いコクと、花椒の香りが清々しい。

 

中華四川料理 鳳琳(ほうりん)
(住)中区吉島西1-31-15 
082-246-5775 
(営)11:00OS13:3017:0021:00OS20:30 
(休)水曜 (P)なし
□座敷なし □個室なし □全席禁煙 
□子ども用設備なし 
□テイクアウトあり □出前あり(近隣のみ)