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2021/12/31 更新

伝統的な技法「絞り」を取り入れた ダイナミックな作品を展示

「広島市現代美術館」が改修工事にともなう休館の間、「どこかで?ゲンビ」企画の一環として、平和大通り沿いにある「ヱビデンギャラリー」にて広島市在住の若手作家を紹介する展示が行われる。第1弾は、広島市を拠点に活動する松本千里。1994年生まれの松本は、伝統的な染織技術を学び、インスタレーションやパフォーマンス活動など、素材と技法に根差した現代における新しい表現に挑戦しているアーティスト。本来は布を染めるための技法である「絞り」によって布のかたちを生み出し、ダイナミックなインスタレーションでギャラリー空間を埋め尽くす新作を展示中。伝統的な技術と現代アートのコラボを間近で観て楽しんで。ライトアップされる夜の展示もおすすめ。

 

松本千里「星つぶの彼方」
【時】開催中~2022年1月16日(日) 【所】ヱビデンギャラリー(中区中町8-8)
【問】広島市現代美術館 ☎082-264-1121(平日10:00~17:00)