競売にかけられようとしている「桜の園」をとりまく人々の生き様を描いた、アントン・チェーホフの名作が広島で上演される。演出は、２０２２年上演の『セールスマンの死』で斬新な演出を行い、高い評価を得たイギリス出身のショーン・ホームズが手掛ける。女主人のラネーフスカヤ役には、確かな演技力で日本アカデミー賞など多数の受賞歴を誇る原田美枝子。ほか、八嶋智人、成河、安藤玉恵、川島海荷、前原滉らが集結する。ロシア革命前の時代の転換期に書かれたこの作品には、コロナ禍など、大きく価値観が変化した現代を生きる私たちにも通じる点があるはず。魅力溢れる実力派俳優陣が創り上げる物語に注目を。

 

PARCO劇場開場50周年記念シリーズ　桜の園
【時】9月6日（水）13:30～　【所】広島上野学園ホール
【料】9500円、U-25チケット5000円（当日座席指定券と交換、要証明書）※未就学児入場不可
【チケット】発売中　(L) 61763　(ぴ)519-467　エディオン広島本店東館PGほか
【問】TSSイベント事務局　☎082-253-1010（平日10:00～17:30）