2024/05/03 更新
広島ドラゴンフライズ 朝山正悟選手が表紙を飾る特装版が発売決定!
B1プロバスケットボールチーム「広島ドラゴンフライズ」の
朝山正悟選手が表紙を飾るTJ Hiroshima特装版の発売が決定しました!
購入者してくださった方全員に、朝山選手のオリジナルポスターをプレゼントします✨
今季限りでの現役引退を表明したミスタードラゴンフライズ
朝山正悟選手の20年の現役生活、そして広島での9年間を語ったインタビューほか、
ゆかりのある人々やドラフラブースターのスナップを掲載するなど
読み応えのある一冊となっております📖✨
こちらの本は、5月5日(日)のホーム最終戦(vs琉球ゴールデンキングス)の試合会場のほか
5月6日(月)~ ジュンク堂広島駅前店で販売いたします。
●特装版販売スケジュール
日時:5月5日(日)広島ドラゴンフライズ 対 琉球ゴールデンキングス
10時15分~なくなり次第終了
場所:サンプラザホール 2階
数量:900部
※5月6日(月)より、ジュンク堂広島駅前店で数量限定で販売
さらに今回は特別に、本誌ではおさまりきらなかった朝山選手のインタビューを紹介👀✨
朝山選手がどんなことを語ってくれたのか、最後まで読んでくださいね~!↓↓
■20年間の現役生活について
Bリーグが始まる前から、大きな大会の決勝などでは多くの人の前でプレーができたものの、
レギュラーシーズンでは観客が少なく寂しい状況も経験してきたという朝山選手。
Bリーグの開幕、W杯での躍進を経て、バスケットボールの人気やメディアの注目度を肌で感じるようになったそう。
朝山選手が現役を続けた20年間で日本のバスケは、内側・外側とも大きく変化しました。
「この20年間でバスケットボール自体がすごく進化しました。
そういう中で、自分自身がコート上でずっとやれたことは、
誇りに思いますし、自分の財産にもなっています」
■引退発表して迎えた今シーズン
2023-24シーズンが始まる前、9月に引退発表会見を開きました。
前もって発表したのには、長い現役生活で関わってきた多くの人たちに、
しっかり挨拶をしたいという気持ちが大きかったと言います。
また、発表したことで、練習や試合に臨むモチベーションにも変化がありました。
「発表をすることでどこか吹っ切れたというか。
なんとなく今までは来年の今日もバスケしてると思ってたんですが、
1日1日が、もうプレーヤーとしての来年の今日は来ないんだなと。
そう思った時、今までに出せなかった一歩を踏み出せるようになりました」
■後輩たちへ
2022年からアシスタントコーチを兼任している朝山選手。
試合中はベンチから見て、コート上で何が起きているか、
チームに今何が足りないかなどを経験に基づきアドバイスしています。
特に声をかけるのが、消極的なプレーがチームのプラスになっていないと判断した時。
「若い選手たちには、失敗を恐れずにどんどん立ち向かってほしい。
一本のシュートを後で打っておけばよかったって思ってほしくないですね。
そのためには、普段から準備していかないと打てないんですよね」
■メディア出演について
地元テレビ局の情報番組にコメンテーターとして出演。
番組を見てドラゴンフライズの試合を見にきたと声をかけられた時は、とても嬉しかったそう。
広島にバスケットボールを根付かせるため、
講演活動やイベントなど、オフコートでの活動も積極的に行いました。
「若い時はコート上で実力を示すことが一番と考えていましたが、
広島でできたたくさんの繋がりを大切にしたい、恩返ししたい。」
「後輩たちに対してのメッセージでもあるかな。
(コート外での活動を行うことは)今じゃなくていいけど、
後輩たちにも、何かが伝わればいいなと思い、活動しています」
■引退後は…
プロ選手のキャリアを終えた後も、
自分を育ててくれたバスケット界に携わっていきたいとと話す朝山選手。
指導者になる道もビジョンのなかにあるそうです。
では、プライベートでは?
「言い出したらキリがないんですが(笑)
キャンプ場にテントを立てて2〜3泊。本当に何も考えずに。
釣りをしたり、火を起こしたり」
「でも、絶対じっとできない性格だから、気づいたらいきなり、
山に登りはじめたりするかもしれないです(笑)」
■ファンとの絆
クラブ創設10周年を迎えた広島ドラゴンフライズ。
その歴史は決して平坦なものでなく、在籍9年の朝山選手は、
選手とヘッドコーチを兼任したり、スポンサーを獲得するため営業活動を行うこともありました。
だからこそ、長く応援してくれているブースター(ファン)に熱い感謝の思いがあります。
「苦しい時期を乗り越えて、支えてくれた人たちを大事にしていきたい。
難しいことと思いますが、その“絆”をチームの雰囲気で出していきたいと思います。
漠然としたものかもしれないけど、どこかのワンプレーでも感じ取ってもらえたら」
■チームのこれから
今シーズンは多くの人が観戦に訪れ、広島グリーンアリーナが満員になることもありました。
朝山選手はこの光景に嬉しさを感じると同時に、身の引き締まる思いも感じたそうです。
「もっともっと作り上げていきたいんですよ。
まだ、広島でのバスケットボールの歴史は少なくて、
単純に試合を見にきている人が多いと思います。
会場が一体となるような応援の仕方を作り上げていきたいですね」
さらに語りつくしたインタビューは…5月号で!
< 取材・文 酒井寛子、撮影 篠原ゆき(SUI)>